自分の作った作品をポストカードにするのもいいけど、この次の展開として、「お客様が欲しくなるポストカードってどんなのだろう?」と今度は逆にお客様のニーズから発想して、ポストカードを作ってみませんか?
売れるポストカードづくりのヒントを紹介します。
お客様がポストカードを買う時の気持ち
お客様が「ポストカード欲しい!」と思う時って、お客様はどんな気持ちなのでしょうか。
ちょっと考えてみたいと思います。
ポストカードを買う時のお客様のニーズとして、「自分のため」に買うか、「誰かにあげるため」に買うか、大きく分けて2つに分かれます。
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「誰かにあげるため」のお客様に向けて作品を作ってみよう
「自分のため」にあなたの作品を買ってくれるお客様は、もちろん大事ですが、買ってもらえる頻度を考えると、そんなに高くはありません。
「自分のため」にポストカードを買うお客様の場合、ネットで見てなんとなく作品が気に入ったので、自分の手元においておきたいというニーズが圧倒的です。
そのため、あなたの作品の閲覧数がかなり多くて、露出が多いというのが条件となります。かなりのファンを持っていることが条件になります。
サイトのアクセス数が少ないと、そもそも作品自体を見てもらえませんから。
このレベルに持っていくのは、かなり時間もかかるし、作品クオリティ以上に運も必要になってきます。
それであれば、発想を転換して「誰かにあげる」ために買ってくれるお客様向けに作品を作ってみませんか。
この方がずっと楽ですし、作品が売れる楽しさも味わえます。
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ポストカードではなく、メッセージカード
最近は、メールやSNSでのやりとりが中心になったので、郵便で手書きのはがきを書く機会がほとんど無くなりました。
変わって増えてきたのが、誕生日ギフトに添えるメッセージカード、ハンドメイド作品を買ってくれたお客様への感謝カードなどです。感謝の気持ちをイラストや一言メッセージを添えて、プレゼントと一緒に伝えることが多くなっています。
普通のメッセージカードは作らない
メッセージカードと一口に言っても、いろんな種類のカードが存在します。競合の作家さんも非常に多いです。
普通にカードを作っていては、簡単に埋もれてしまいます。
ではどうしたらいいか。
ターゲットを絞ります。それしかないです。
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特定の人にだけわかるデザインで勝負
ターゲットは絞るだけ絞ってください。
まだ誰も作ったことのない切り口のデザインのカードがいいです。
動物モチーフなら始めやすい
簡単なのは、動物ネタでしょうね。
たとえば最近人気のハリネズミ。小さくてかわいいし、室内でも飼えるのでペットとして人気急上昇中です。
あなたの描きやすい動物はなんでしょう?どんな動物だったら良いですか?図書館に行って調べてみるのもいいですね。
動物にコスプレさせてみる
でも、それだけでおしまいではありません。
ここからが勝負です!
ハリネズミに何かコスプレさせます。
たとえば忍者とかどうでしょうか。適当ですけど。
ワンポイントで忍者の格好したハリネズミが手裏剣を放ったりしているバースデーカードのデザインなんて、面白いと思いませんか。
ハリネズミを飼っている忍者好きのお子様のバースデーカード
このデザインであれば、ハリネズミをペットとして飼っている方の、忍者好きのお子様の誕生プレゼントに添えるバースデーカードとして、喜んでもらえそうです。
instagramやツイッターで画像をアップしてみて、ハッシュタグに乗せてしまえば結構反響あるかもしれないですよ。
「モチーフ ✕ コスプレ」で反響を見る
モチーフ ✕ コスプレ
このようにいくつかパターンを作ってみて、反響のあったデザインを商品化してみると、ある程度売れてくるはずです。
なんせハンドメイド作家の作品の良いところは、お客様のかゆい所に手が届くデザインです。
かゆいところをピンポイントでかいてあげましょう。
▼モチーフや作品の差別化に関しては、こちらのページでも紹介しています。
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クオリティはお店で売られているカードと同等レベルにする
もちろん作品の質は、お店で売られているカードと同等レベルにしましょう。
あまりにも「個人で作りました」感があると、お客様としてもギフトカードとして贈りにくくなりますからね。
印刷は、ラクスルがおすすめです。
クオリティも高く。片面カラーで厚手マット紙100部1360円から印刷してくれます。
どの作品が注目されているか、をウオッチする
ただ単に作品を作って、お店に並べているだけで終わってしまいがちですが、せっかく作ったのですから、どの作品がお客さんから注目されているのかをウオッチしておきましょう。
ネットで売るのであれば、作品の個別ページのアクセス数と滞在時間は、毎日の推移を見ておくと良いでしょう。
アクセス数が多く、滞在時間が長い作品ページは、お客様からの反応が高い作品を考えて良いでしょう。
どの作品が反応が高く、どの作品がイマイチなのかを判断できる材料になるはずです。
作品を売るためには、反応が良い作品をプッシュすることが必要です。
反応が良い作品を見つけたら、改良を重ねたり、色々バリエーションを増やしてみて、さらに反応の高い作品を作ってみましょう。
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みんな「これ」が好きなんだ!
このようにウオッチしていくことで、自分の作品の傾向が徐々にわかってきます。
作品のツボがわかってくる感じですね。
お客様が自分の作品に何を感じてくれているのか、何を楽しんでくれているのかがわかってきます。
みんなは、自分の作品の「これ」が好きなんだ、という「これ」がわかってきます。
ここまできたらあと少し。
作品ページのアクセスが上がるにつれて、ポツポツと売れ始めていくはずです。
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