作品が売れないのは、もしかしたら値段が高すぎるから?
もっと値段を下げれば、売れるようになる?
あまりに作品が売れないと、売れない原因を作品の値段に求めがちになってしまいます。
でも、それは間違いです。
値段を下げても何も変わりません。
売れないのは、値段の問題ではないからです。
なぜ作品の値段を下げても売れないのか、説明していきます。
ハンドメイド作品は、売れないのが当たり前
まずなぜ作品が売れないのか?、作品が売れない理由を考えてみたいと思います。
大前提として、そもそもハンドメイド作品は売れないんです。
売れないのが当たり前。
まずはそういうふうに考えてください。
なぜなら、ハンドメイド作品は、生活必需品ではありません。
別にハンドメイド作品を買わなくても生きていけます。生活していけます。
でもここで、がっかりしていたら、いつまで経っても売れません。
ハンドメイド作品を売るためには、「売れないのが当たり前」をひっくり返すことが必要だからです。
売れる作品の作り方は、こちらのページもご参考ください。
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あなたの作品がスルーされている理由
先程、ハンドメイド作品は「売れないのが当たり前」と説明しました。
ここではそこからもう一歩進めて、なぜあなたの作品は売れないのか?を考えていきます。
ズバリ言うと、あなたの作品はお客さんにスルーされています。
お客さんの心に響くものが無いんです。
お客さんがあなたの作品を見ても、すぐに次の作品に目移りしてしまいます。
理由は、下にあるように、大きく2つあります。
・作品に素人っぽさがある(クオリティが低い)
・だれもその作品を知らない(認知度が低い)
ひとつめは、クオリティの問題。
デザインや仕上がりになんとなく素人感があると、お客さんは「もうちょっとしっかりしたものは無いかな?」と他の作品を探そうとします。
「無事に届くだろうか?」「すぐ壊れてしまわないか?」不安もあります。
ふたつめは、認知度の問題。
超有名人ではない限り、ハンドメイド作家の認知度は一般的にそんな高くありません。
一般的に高くないので、多くの作家さんはほぼ無名と言えるでしょう。
だから、名前も知らない作家さんの作品を信頼して、「買おう」と思う人はとても少ないです。
「いいね」や「お気に入り」などの数が他の作家さんより少なければ、この作家さんは人気ないのかな?と思ってしまい、買うのをやめる人も多いのです。
ハンドメイド作品の価値は価格ではない
ここまでは、なぜあなたの作品がお客さんにスルーされてしまうのかを説明しました。
お客さんにスルーされているので、当然作品は売れません。
この状態で、もし作品の値段を下げたらどうなるでしょうか?
3000円の作品を、例えば1500円に下げたとします。半額です。
お客さんからすれば激安ですよね。
製作者のあなたからすれば、大赤字です。売れば売るほど赤字になります。
値段は安いですが、作品のクオリティや認知度は変わりません。そのままです。
ということは、お客さんは「お、安い!」と値段には注目してくれますが、クオリティや認知度が低ければ、どうでしょうか?
やっぱり他の作品に目移りしてしまうのではないでしょうか?
他の作品より明らかに安いし、素人っぽさもあるから、買って大丈夫かな?と不安になってしまうからです。
やはりお客さんがハンドメイド作品に求めるものは、値段ではなく、作品のクオリティや完成度なんです。
作品のクオリティとか完成度が高いから、お客さんは安心できます。
お客さんさんが安心できるから、ハンドメイドを見て回るのが楽しく感じられるんです。
もし全部が全部、素人レベルの作品であれば、そんなに楽しさは感じないはずです。
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値段を下げれば売れる場合はこんなとき
・作品クオリティが高い場合
・狙っているお客さんがいるとき
もちろん大幅に値段を下げれば、売れることもあるでしょう。
売れる場合は、ふたつあります。
1つ目は、それはクオリティが一定基準ある場合。
他の作家さんの作品と比べて、作品クオリティが同レベル以上ある場合です。
そういう場合は、たしかに売れます。
でも、長期的に考えるとあまり良いことは無いようです。
お客さんからは、「売れないから、値段を下げたんだな」と低く見られてしまいかねないからです。
そうなると、作家のブランドイメージも悪くなってしまいます。気をつけたいですね。
ふたつめは、その作品が欲しいと思って、前から狙っているお客さんがいる場合です。
でも値段が少し高いと思っていて、買おうかどうしようかな?と迷っています。
そういうときに、セールやキャンペーンと称して一時的に少し値段を下げると、注文が入るときがあります。
でもネットで販売していると、そういうお客さんがいるかどうか、よくわかりませんよね。
そういうときは、実は作品のアクセスの数字を見ているとわかることがあります。
急にある作品のアクセス数が増えたり、滞在時間が長かったりすると、悩んでいるお客さんがいる可能性が高くなります。
ショップのアクセスデータを定期的に見ていると、だんだんそういうことがわかってきます。
Google Analyticsを導入できるショップアプリをメインSHOPにすると有利です。
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作品が売れるには、作品のクオリティを上げるべき。
作品が売れない!というときは、値段を下げても売れません。
それよりも、作品のクオリティを上げましょう。
というか、それしか方法は無いと思います。
作品のクオリティを上げる方法は、詳しくはこちらのページで紹介しています。
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