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ハンドメイドの利益率 商売の仕組みから稼ぎを増やす方法

ハンドメイド作品を売っても儲からない!と頭から決めつけていませんか?

実はハンドメイド作家って、小売店など普通の商売と比べると、利益を高くできる余地が大きいです。

あくまでも「可能性」ですけど。

でも、ある秘密を理解してしまえば、単なる可能性の話じゃなくて誰でも確実に利益率をアップできます。

ある秘密とは、ハンドメイド作家の利益率の構造のこと。仕組みと言っても良いです。

この構造を理解することで、どうやれば利益をアップして自分の稼ぎを増やすことができるのか、そのヒントが見えてきます。

利益が高い方が励みにもなりますし、作品づくりのモチベーションも上がりますよ!

どうせなら、利益アップを狙いましょう。

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ハンドメイド作家の利益の仕組みを知ろう!

まずは、ハンドメイド作家の利益構造がどうなっているかを解説します。

アザラシ
あざらし君

この構造を理解しておかないと、利益率も上げられないですからね。

でもそんな複雑なことじゃないんです。

ふつうの商売は作る人と売る人が別々ですが、ハンドメイド作家は作る人と売る人は基本的に同じ人ですよね。

作る人と売る人の間にはマージンが上乗せされるので、その分お客さんの値段に反映されます。

でもハンドメイド作家の場合は、作る人と売る人の間のマージンがないので、その分のマージンを自分で決める事ができます。

つまり、マージン分安くお客さんに売ることもできるし、少しだけお客さんに安くして少しだけ作家さんの利益にすることもできます。

もちろん全部作家さんの利益にすることもできます。

もう少し詳しく説明していきます。

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普通の商売とハンドメイド作家の違い

「作る人」「売る人」が別々の普通の商売
作る人売る人

普通の商売は、「作る人」「売る人」が分かれています。

たとえば、冷蔵庫を作る家電メーカー(作る人)と、それを売る家電量販店(売る人)。

お米を作る農家(作る人)と、それを売るスーパー(売る人)・・・・・・。

このように、「作る人」と「売る人」が分かれています。

ハンドメイド作家は作るのも売るのも一人
作って売る人

でも、ハンドメイド作家の場合は、「作る人」と「売る人」は一人で完結できてしまいます。

作品は自宅で作れますし、インターネットやハンドメイドイベントで簡単に販売できます。

つまり、自分で作品を作り、自分で作品を売ることができます。

sozai_52419

でも、これはどういうことを意味するのでしょうか?

順番に説明していきます。

普通の商売とハンドメイドの利益構造の違い

普通の商売の場合

普通の商売の場合は「作る人」と「売る人」が分かれています。

「作る人」と「売る人」が分かれていると、「作る人」「売る人」それぞれにマージンが発生します。

その理由を見ていきましょう。

まず「作る人」は、「売る人」に商品を売ります。「売る人」からすれば、商品の仕入れですね。

このとき「作る人」は、ちょっと利益を上乗せして売ります。

それがマージンです。

今度は「売る人」は、お店で買ってくれたお客様にマージンを乗せて販売します。

つまり、こういうことです。

「作る人」が「売る人」に販売するときにマージン1回

「売る人」がお客様に販売するときにマージン1回

マージンが2回あることになりますよね。

これが普通の商売の構造です。

ハンドメイド作家の場合

でも、ハンドメイド作家さんの場合だと、「作る人」と「売る人」というのは同じ人ですから、マージンは1回だけとなります。

ということは、一人でやれば、その1回分のマージンをそのまま自分の利益にできるということになります。

自分の技術やセンスを磨くことで、売る値段を上げることができます。

そしてうまく材料費や制作コストを下げる工夫をすることで、利益を大幅に上げることができるのです。

さらにいうと、制作工程を見直したり、一つ一つの制作時間を短縮する工夫をすることで、もっと多くの作品をつくることができるようになります。売れる作品を多く作ることができれば、売上も増えますし利益も増えるということになるのです。

このように、ハンドメイド作家の場合は、自分の工夫や考え方次第で大きく利益を増やすことができる可能性を秘めているのです。

それには当然、高い技術やセンスを磨く必要はあるのですが・・・・・・。

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利益率を上げる考え方をする

ハンドメイド作家は、自分の工夫や考え方次第で大きく利益を増やすことができる可能性を秘めていることはわかったと思います。

でも具体的にどうやって利益を増やしていけば良いのでしょうか。

コストダウンの考え方や単価アップの考え方についてご紹介します。

コストダウンの考え方

それは、自分の工夫次第で材料費など制作コストを極限まで下げられることです。

販売価格が100としましょう。

材料費などの制作コストが20ありました。

利益は、80です。

もし、制作コストを10にすることができれば、どうなるでしょう。

利益は90になります。

販売金額が同じであれば、コストを下げれば、その分利益が増えるのです。

その利益をお客様にちょこっと還元するなどすれば、大変喜ばれるでしょう。

人気も利益も上がって、一石二鳥ということになります。

定期的に売れる作品があれば、なんとか工夫して制作コストを下げることにより、利益率を高めることができます。

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単価アップの考え方

「頑張って作ったのに、これしか儲からない・・・・・・」

と悩んでいませんか?

ハンドメイド作家の多くの方は、販売額をアップさせることに躊躇してしまいます。

「金額を上げたら、買ってくれないのでは?」とか、

「お金しか考えてない作家さんと思われてしまうのでは?」とか、

「自分の作品にそんなに自信がない」といった理由で、なかなか単価をアップしようと思わないのです。

だからなんとなく、安い金額を設定しまうのです。

安い金額で販売するので、結果的にモチベーションが下がり「儲からない」ということになってしまいます。

そのため、まずは作家としての自信を持ち、単価アップしていくマインドを作っていきましょう。

単価アップに関しては、↓のページに詳しく書いています。

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利益が出てきた次に考えること

「作る人」と「売る人」が同じだと利益率は当然高まりますが、当然デメリットもあります。

それは、労力が分散してしまうことです。

「作る」と「売る」を両方やるので、労力が分散してしまうのです。

ある程度の「販売量」が出てくると、両方やる限界が見えてきます。

あんまり売れすぎて、作ることに集中できなるのです。

効率が悪くなるんですね。

販売量が増えて手が回らなくなった時の対処法2つ

販売量が増えてきて、「作る」も「売る」も手が回らなくなってきた!

そうなった場合は、2つの選択肢があります。

対処法

  1. 販売価格を上げる
  2. 「作る」か「売る」、どっちかに専念する
販売価格を上げる

ひとつは、販売価格を上げて「売る」量自体を縮小する方法

この方法であれば、売上を維持したまま、「作る」と「売る」のバランスを保っていけます。

「作る」か「売る」、どっちかに専念する

もうひとつは、普通の商売のように「作る人」と「売る人」に分ける方法です。

この方法を取る場合は、今までのやり方をガラッと変える必要があります。

今まで個人でやっていた作業を、誰か別の人に依頼しなければならないからです。

個人的作業から組織的な作業へ転換する必要があります。

利益率は当然下がりますが、効率は上がります。

安定した売上を保ちながら、あなたの作業量を下げることができます。

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「売る」はネットに任せる

「売る」のはネットにまかせておいて、自分は作品制作と注文の対応に専念するということもできます。

Etsyやミンネ、クリーマなどのハンドメイド作品のショッピングモールは、ハンドメイド好きのお客さんが集まるので、売るには効率が良い場所ではあります。

ただ気をつけなければいけないのは、サイトによって集まってくるお客様の傾向がそれぞれ違うということ、販売手数料がかかるということ、自分の好きなようにカスタマイズできないこと、お客様の顔が見えにくいことがあるということです。

最適な販売価格がわかる方法

これに対して、自分専用のネットショップでは最初はハードルが高いように見えますが、時間をかけて使いこなしていくことで、自分の作品の世界観にピッタリ合ったお店に仕上げることができます。

さらに自分専用のネットショップであれば、より精緻なアクセスデータが得られるので、お客様の様子が手に取るようにわかります。(お客様の年代、性別、どのページを見たかなど)

どんなお客様が何時頃来店し、どんな情報を得て、どんな作品を購入されているのかを詳しく分析していくことで、自分はこれからどんな作品を作れば良いんだろうかというヒントも見えてきます。

さらに値段設定についても、自分のサイトでテストをして反応を調査したりするなどすれば、最適な価格設定もやりやすくなります。これでさらに利益率を高めることができます。

サイトのデザインについても、センスの良いテンプレートがたっぷり選べるようになっています。わざわざ外注してコストをかけなくても良いのです。

自分専用のショップをうまく構築して賢く活用することで、自分は「作る」ことに専念できるようになるのです。

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ウルトラパウダー

アート・ハンドメイド作品のネットマーケットを15年以上運営してきた経験から、作品販売成功のポイントについて紹介しています。

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