このような質問を最近よくネットで目にします。
せっかく作った作品だから、もっとたくさん売りたいですよね。
そこで一番最初に試してみたいのが、販売ページの作品プロフィール。
実はこの作品プロフィールの書き方が、ハンドメイド作品の販売を左右する重大なポイント。
あなたの作品ページ、「パンダのポストカードです」「ヒヨコの刺繍が入った財布です」とか、一文だけで終わっていませんか?
それだけだと、お客さんも一回作品を見て、「ふーん」だけですぐに他のサイトに行ってしまいます。
もう少し作品の情報を入れて、お客さんにもっと良く作品を見てもらえる工夫をして見ませんか?
そういう方のために、このページでは、ネットで売るための作品ページの文章の書き方のポイントを初めての方でもわかりやすく紹介しています。
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お客様の不安を無くしてあげよう
お客様って、買う前は色々と不安に思うものです。
その不安を払拭してあげるのが作品プロフィールを書く際のコツなのです。
まずは作品ページでお客様に伝えるべきポイントを3つに絞って紹介します。
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ポイント:こんないいことがあります
一番大切なことは、お客様があなたの作品を買ってどんないいことがあるのか、を書くことです。
例えば、
- お部屋に飾るだけで雰囲気が良くなる
- 使えば使うほど味が出てくる
- 癒してくれます
書くのがちょっと恥ずかしいかもしれません。
とは言ってもお客様から見たときに魅力を感じてもらう必要があります。
自分がお客様になったつもりで、作品を買った時にどんないいことがありそうかイメージしてみましょう。
ポイント:安心感
買う前はお客様はかなり不安な気持ちを抱えています。
買いたいけど、失敗したら嫌だと思っているのです。
不安を感じているお客様にそっと一声かけて、安心させてあげてください。
訴求ポイントとしては、
- 品質、素材や材料名(○○の素材を使っているから、安心)
- アレルギーの方は素材交換できます
- 作家の資格、経歴など
- 売れてます(お客様の声)
- 質感→写真と連動させる
「あ、これだったら買ってもいいかな」と思ってもらえる情報を書きましょう。
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ポイント:今買うとお得!
安心して買う気になっているお客様に最後の一押しを。
いくら買う気になっているお客様でも、「んー、でもなー何も今じゃなくても」という気持ちになっていて、買うのを迷っていることも多いです。
今買うとお得ですよ、と訴求してお客様の背中をそっと押してあげます。
- 今買うとお得(△円オフ、送料オフなど)
- 在庫残り少ない
- 1点モノ
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作品のストーリーを語ろう
極端な例かもしれないですが、作品画像があって、作品紹介文がちょろっと1行だけあるページって寂しすぎませんか。
これだけで売れるなら誰も何の苦労もしないですよね。(売れるとしたら、ものすごい力のある作品かもしれませんね。)
テレビショッピングをイメージして見てください。
掃除機一つに10分や30分もかけて延々と説明していますよね。これでもか、これでもかというくらい熱心に商品を紹介しています。
その熱心さに煽られていつの間にか注文したい気分になってくるから不思議です。
作品ページも基本は一緒。
できるだけたくさんの情報を盛り込む事で、あなたの意気込みを感じもらい、作品にストーリー性を加えることができます。
制作秘話
・なぜこの作品を作ろうと思ったのか?
・着想のヒント、アイデア
苦労話
・作品を完成させるために苦労したこと、失敗したこと
お客様のエピソード
・買って使ってもらったお客様のエピソード
・・・どんなお客様(年齢、性別、職業)、どんな使い方、感想
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お客様の見たい写真を載せよう
文章と並んで作品画像も重要なポイントです。
でも、ただ単に作品の画像を載せても作家視点のギャラリーとたいして変わりません。
ここでは、通常の作品画像以外の売るための作品画像の考え方を紹介します。
写真は文章の補足として
文章を読んでくれたお客様の頭に、作品を使っているイメージが浮かんでくるような作品画像を貼ります。
- お部屋に飾った時の写真
- 使っている時の写真
- 制作時の写真
- お客様が使っている時の写真
不安を取り除く
お店で作品を手に取っているお客様は、作品のどんなところを見たいと思うかをイメージして、その写真を載せてあげます。
- 裏地がどんな感じだろう → 裏地の写真
- 素材がペラペラだったら嫌だなー → 素材の質感がわかる写真
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お客様の気持ちを先回りして書く
作品ページの文章は、お客様がどんなことを考えているのか先回りして書くのがポイントです。
でも結局難しいのは、お客様の顔がうまくイメージできていないからなんですよね。
どんなお客様があなたの作品を見てくれているのかさえわかれば、あとは簡単なんです。そのお客様が喜びそうな文章や画像を書けばいいだけだからです。
ハンドメイド販売ショップのサービスだと文字数制限があるところも多いので悩ましいところですが、制限の範囲内でできるだけお客様に刺さるポイントを入れ込んでみてください。
検索でヒットしやすい作品タイトルの付け方
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なお、こちらのページ(やっぱり自分だけのお店を持ちたい!作品ネットショップ開設のヒント)で紹介しているネットショップサービスでは、あなたの作品ページを見てくれる方の年齢や性別や、あなたの作品をどうやって見つけてきたかも解析できるのでオススメです。
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