作品が売れない。
なんか埋没してしまった感がある。
ハンドメイド作家もうやめようかな。
でも楽しいし、もう一回チャレンジしてみようかな。
そう思った時に役立つチェックポイントをまとめました。
自分には何が足りないのか、原点に立ち直ってチェックするべきポイントを紹介しています。
売れないのは自分の中に原因がある
まずはっきりさせておきたいのは、売れないのは誰のせいでもないということです。
ついつい人のせいにしたくなりますが、突き詰めて考えれば原因は自分の中にあります。
スポンサーリンク
他の作品の中に埋れる→自分が原因
自分の中に原因があるとは言っても、そんなことはないと反論したくなるかもしれません。
例えば、クリーマとかミンネとかのハンドメイドのショッピングモールの中に埋もれてしまった。だから作品が売れなかった。
これは自分のせいでしょうか。
数万点も作品があるので、自分の作品が埋れてしまうのも仕方がないように思えます。
でも、なぜ埋もれてしまったのかといえば、やっぱり自分の作品のどこかに原因があるからではないでしょうか。
作品作りが安易すぎたり、使用する素材が安っぽすぎたりなど、
冷静になって客観的に考えてみると、自分の中に一つや二つは「もしかして、これ原因かも?」といったようなことが思い浮かぶでしょう。
ハンドメイド作品は、楽しくなければ買いたくないのです
ハンドメイドを売りたい! もっと売りたい! ハンドメイドの販売で、もうワンステップ上を目指したい場合、 どうしたら良いのでしょう? 作品の製作技術を磨く? 他の作家さんの作品と差別化する? いろんなイ ...
続きを見る
自分に原因があるから、やることが見えてくる
自分に原因があることを認めたくないかもしれません。
でも、もし作品が売れないのが人のせいなら、自分ではどうすることもできないということではないでしょうか。
この場合、こういう風に考えてみると良いです。
自分の中に原因があるからこそ、自分で修正できる。
このように考えを変えてみると、新しい発想が出てくるでしょう。
「うまくいかなかったのはなぜだろう?」と考えて、「じゃあ次はこうしてみよう」という発想につながっていくからです。
自分の中のことなので、思いついたことをそのままやってみましょう。
次にやることが見えてくる発想法
「どうしてお客さんは買ってくれなかったんだろう?」
移動時間などの隙間時間を活用しながら、しばらく時間をかけて考えてみましょう。
時間をかけて考えてみる
例えば、一晩経ったカレーや肉じゃが。
次の日に食べると、味がしみて美味しくなりますよね。
それと同じように、しばらく時間をかけて考えてみることで、アイデアが熟成されていきます。
「もしかして、安っぽい素材を使いすぎてたかも」
「配色が素人っぽかったかも」
「何も考えずに勢いで作ってしまったのかも」
ちょっと時間をかけて考えていくと、これから自分がやってみるべきことが少しずつ見えてくるのです。
ハンドメイド作家 復活のチェックポイント
ハンドメイド作家として復活するために抑えておくべきポイントを紹介したいと思います。
これからハンドメイド作家の活動を始めたい方も参考にしてみてください。
お客さんのこと
自分の作品を買ってくれるお客さんはどんな人か、もう一度考えてみましょう。
「こんな感じの人」、というのが頭の中でビジュアルでイメージできれば最高です。
お客さんが「欲しい!」と思ってくれそうな作品を作っているかどうかについても、もう一度チェックしておきたいです。
自分の技術レベル
ハンドメイド作品って手作り感にそもそもの価値があります。
もし同じ値段で技術レベルの高いハンドメイドの作品と低い作品があったら、お客さんはどちらを選ぶと思いますか?
きっと技術レベルの高い作品の方を選ぶでしょう。
理由はわかりますよね。
技術レベルを向上させることで、表現力を向上させることができます。
今まであきらめていたような作品にも手を広げることができて、表現の幅やポートフォリオの幅が広がります。
お客さんの欲しい気持ちをもっとくすぐることができるのが、技術力ということです。
技術力をつけるには、教室やセミナーに参加するのが一番でしょう。
自分が身に付けたいテクニックがあれば、一度はネットで検索してみましょう。
けっこう名前を知られた作家さんがセミナーを開催していたりするんです。
実は、よく売れている作家さんほど、こういったセミナーにはよく参加しているようです。遠方でも泊りがけで行っている人も多いです。
費用をかけても良い作品を作りたいからという理由もありますが、普通では聞けないような裏話などの情報を知ることが価値につながると考えているからです。
作品に自分の味が出ているか
作品を作ることが、あなたの心の奥底のドロドロした部分を解消することにつながっているでしょうか。
これはけっこう奥の深い話なんですけど、つまりは作品に自分の味を出せているか、ということです。
ハンドメイド作品は工業製品ではないので、作家の独自の視点、作家の味が出ている作品はやっぱり欲しくなります。
作品の切り口が自分の視点で捉えられていることが重要です。
実はこれが作品を埋もれさせないための秘訣だったりします。
でも時としてお客さんを置き去りにして突っ走ってしまいがちなので、注意が必要です。
お客さんが欲しくなるかどうかを常に考えておくこと、自分の視点とお客さんのニーズとのバランスをうまく取るようにすると、スムーズに人気が出ていくようになります。
何回でも復活して良い
売れないのは誰のせいでもありません。
自分に原因があります。
だからこそ自分で動けば、いくらでも修正できます。
何回も修正を重ねれば、売れる作品が登場するチャンスがたくさん生まれます。
一回でドーンと売れる作家さんもいます。
でもその反対に、じっくり時間をかけて売れていく作家さんもいます。
Aという作品じゃ売れなくて、Bという作品を手がけたら売れ出したという作家さんが世の中にはたくさんいます。
今活躍している著名な作家さんは、ほとんどが売れなくて試行錯誤した経験があるのではないでしょうか。
試行錯誤というのは、自分にある原因をチェックして修正を重ねていくことです。
やめたらそこでストップです。
何回でも好きな時に復活して良いんです。
まだまだやるべきことはたくさんありますよ。
継続的に作品が売れる人が地道にやっていること
過去に15年間ほどハンドメイド作品専門のマーケットプレイスを運営してましたが、そこでの出展作品の売れ行きを見ていて気づいたことがあります。 それは、売れる作家さんは安定して継続的に売れてるんですけど、 ...
続きを見る