「売れない、儲からない」と焦ったり、嘆いていても始まりません。
ネットで本格的にハンドメイド作品が売れる始めるまでには早くとも半年~1年以上の時間がかかるものです。
作品が売れない時期にやれることはたくさんあります。
いや、売れない時期だからこそ、できることがあるのです。
それに作品が売れ始めると何かと忙しくなるので、売れない時期にこそ、やれることをしっかりやっておくべきです。
その1 コツコツ作品制作を続ける
売れないからと言って作品づくりを止めてしまうと、そこで腕が鈍ってしまい、もう成長しません。
売れていない間こそ、コツコツ継続して制作を続けていきたいものです。
どうやったら良い作品を作れるか、自己ベストといえるだけの作品を作れるかということにフォーカスしたいです。
あなたの作品はまだ誰も知らない。作品が売れない理由
こんな経験、ありませんか? やっとの思いで自信作が完成。そっそくネットにアップして販売開始。間髪入れずにfacebookやツイッターで新作の告知。 大きな反響があると期待して作品の注文メールが入るのを ...
自分の作品が欲しい人ってどんな人?
自分の作品を喜んでくれる人って、どんな人でしょうか。
どんな人に喜んで欲しいですか?
たくさんじゃなくて良いです。
一人で良いので、その人の顔を思い浮かべてみてください。
その人が喜んでくれるには、どんな作品を作ったら良いでしょうか。
その人が喜んでくれそうな作品の中で、自分が作れそうなものってどんなのがあるでしょうか。
作品を作る過程で、自分に足りない技術はありますでしょうか。
その足りない技術はどうやって身につければ良いでしょう。
何か思い浮かんだら、次は行動です。
どんな人が自分の作品を見てるのか知っていますか?
なぜ作品が売れないのか。 それはお客様の顔がよく見えてないからです。 どんな人があなたのショップを見にきてくれていますか? あなたはその人たちが喜びそうな作品を見せていますか? 作品が売れないと嘆く前 ...
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その2 作品を露出する機会を増やす
ネットやネットショップに作品をどんどんアップする
完成した作品は、写真を撮ってどんどんネットショップにアップしていきたいです。
そうしていくと、あなたのショップの品数が増えていき、ショップとしての充実度が上がっていきます。ショップとしての充実度が上がれば、検索ランキングも上がりますので、ネットで検索される可能性も高くなりアクセスが増えていきます。
品数を増やしていく中でポツポツ売れる作品が出てくるかもしれません。売れたときのために、作品はキチンと保管しておきたいです。
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知り合いに作品をプレゼントする
あなたがハンドメイド作品を作っていることを、周りの人は知っていますか?
もし誰も知らないのであれば、良いチャンスです。
誕生日や何かのイベントなどのタイミングで、あなたのハンドメイド作品をプレゼントしてみましょう。
例えば、知り合いのアイシングクッキー作家さんは、ママ友のお子様の卒業式などを利用して、学校や保育園の思い出をモチーフとした作品を作ってプレゼントしていました。もちろん無償です。
でもその後、プレゼントした方の中で自分でもアイシングクッキーを作ってみたいという方が現れて、作り方教室の生徒になったり、作品をオーダーする方も現れたりして、無償でプレゼントしても充分元は取れているようです。
プレゼントしなければ、誰もあなたの作品を知らないのです。
むしろ宣伝費と割り切って、まずは誰かにプレゼントしてみることを考えてみてはどうでしょう。
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「売れる作家さんはどんどん注文が入って、売れない作家さんはまったく売れない」という事実。 そして同じように、売れる映画はヒットして、売れない映画は閑古鳥が鳴いています。 ヒットする映画、閑古鳥が鳴いて ...
反応がなければどうしたら?
もし反応がなければ、あなたの技術はまだまだ未熟だと考えてください。
作品の製作技術、色彩、デザインなどなど、学ぶことはたくさんあるはずです。
焦らずにコツコツ知識を吸収していきながら、たくさん作品を作って、いろんな人に作品をみてもらってください。
でも反応がないことを恐れるのでなく、反応がなくて当たり前!ぐらいの気持ちでいた方が良いと思います。
その3 リアルのハンドメイド展などの展示会に参加する
継続してコツコツ作品を制作していけばそれなりの品数になりますから、それを持って手作り市やハンドメイドのイベントに参加します。
ここでのポイントは、お客様のリサーチです。もちろん売れればそれに越したことはないのですが、それよりもお客様は自分の作品をどこを見ているのか、何に興味を持っているのかをじっくり観察する機会とします。このように観察していると、自分の作品の改善点に気づきやすくなります。
自分の作品に興味を持ってくれたお客様には、名刺やチラシをお渡しして自分のネットショップがあることを知ってもらう活動も有効だと思います。
注意したいのは、作家さんとの横のつながり。あまり無防備だと他の作家さんからカモにされるので、つかず離れずの姿勢をキープしたいです。
そうなると他の作家さんからは「つきあい悪い」とか言われるかもしれませんが、そこはぐっと我慢。作家さんと徒党を組むために作品づくりをしているわけではないですからね。
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その4 腕を磨く
お客様の話を聞いていく中で、作品制作の改善点がいくつか挙がってくると思います。どうやって改善したらよいか、自分には無い技術をもった人に習いに行くのも良いと思います。
自分で試行錯誤するのも良い方法ですが、それだと時間がかかりすぎる場合もあります。レッスン料はかかりますが、疑問を早く解決できるとメリットがあります。
注意する点としては、作品の売上を上げるためのセミナーや講座にはなるべく参加しないことです。あくまでも、作品制作の技術を学ぶことで作品制作の腕を磨くことを優先してください。
作品売上げアップの小手先のテクニックに走りすぎると、お客様から見て魅力ある作品づくりにかける情熱が失われていくからです。
それはすごく勿体無い!
ハンドメイド・手作り作品の売上アップには、まず腕を磨くことから
自分の作品がなぜ売れないか。 ぶっちゃけて言ってしまうと、作品が未熟だからです! 価格の上げ下げを考える前に、まずは作品の腕を磨くことを優先に考えたほうが良いと思います。 お客様は鋭いので、作品が良い ...
その5 自分の作品、最高!
「売れない」「儲からない」といった愚痴は一切考えないようにしてください。
ダメな時って、自信を無くして落ちこんでしまって自分をせめてしまいがち。鏡に映る自分の顔が情けなくなってきます。
口も「への字」にひん曲がって、表情も固まってむくんでしまいます。
そういう時は、せめて笑顔の表情を無理にでも作ります。
そして「大丈夫、きっとうまくいく」「自分の作品最高!」とだけ考えるようにしてください。
今は、仲間づくりよりもレベルアップ
うまくいかない時って、うまくいかない仲間で徒党を組んでしまいがち。
「作品が売れない!」という愚痴を言い合って共有すると気分はスッキリするんですが、結局それだけ。
現実はなにも変わらないし、もし自分の作品が売れ出すとなれば、他の仲間が嫉妬したり足を引っ張ってきます。
だから他の作家さんと徒党を組むよりも、自分の作品のレベルアップを優先に考えてください。
1〜4を繰り返していくうちに、自分のレベルが上がっていくのを実感していくと思います。
クリエイターズマーケットで全く売れない時に試してほしいこと
真面目に作品を作ってネットにアップしているけど、ずっと売上がゼロのまま。 もう辞めちゃおうかな?と思うことも。 同じ頃に始めた知人は、結構売上あるみたいだし。 出品しているクリエイターズマーケットの相 ...
ワークショップに参加して、レベルアップしませんか?
作品が売れない時期は、とにかくレベルアップすることに限ります。
それにはハンドメイドのワークショップやレッスンに参加するのが、一番手っ取り早いです。
ワークショップを探せるオススメのサイトを見つけたので、紹介します。
動画レッスンでレベルアップ!「MIROOM」
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「MIROOM」は、ハンドメイドアクセサリー、羊毛フェルト、カリグラフィーなど、ハンドメイド作品の動画レッスンを受けられるサイトです。
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