ハンドメイドを売りたい!
ネットやリアルを問わず、ハンドメイドを売る場所ってどんなところがあるのでしょうか?
ハンドメイドを売る場所は、ネットだけではありません。ハンドメイドマーケットを15年ほど運営した経験から、リアルでの対面販売、委託販売、ネット販売の3種類のハンドメイド販売方法を紹介しています。
一番簡単なのは、やはりネット販売になりますが、ハンドメイドの場合は、ネットよりもリアルの場で販売したほうが売れることもあります。実際に作品を見て触れるというのは、かなりのメリットになります。
ハンドメイドを売る場所まとめ
ハンドメイドを販売する方法は、大きくわけて3つあります。
「ネット通販」、「対面販売」、「委託販売」の3種類です。
一番簡単なのは、ネット通販
一番手っ取り早く始められるのは、やはりネット通販ですね。
フリマアプリやハンドメイド作品専門のショッピングモールは、初心者でも簡単に始められます。最近はクレジットカード決済ができるのが当たり前になって、良い時代になりました。
作品の写真を撮影してネットにアップするだけですし、24時間稼働してくれるので、とても便利。
出店料無料のところが大半ですし、費用もそんなにかからないのがとても魅力です。
イベントなどの対面販売
新型コロナの影響で最近はやや下火になった感もありますが、手作り市やクリエイターズマーケットなどのハンドメイドイベントに参加する方法もあります。
お客さんを前にして実際に対面で販売できるので、新しい発見があるかも。
作家さん同士のつながりも新しくできたりします。
委託販売は少しだけハードル高い
一番ハードルが高いのが、委託販売です。
雑貨屋さんなどのお店に頼んで、作品をお店に置かせてもらい、売れたら手数料を差し引いてもらうという仕組みの売り方です。
10年前はけっこう主流の販売方法でしたが、最近は雑貨店の数自体が少なくなってきたこともあり、あまり委託販売自体聞かなくなってきました。
レンタルボックスと言って、30センチ四方の小さな箱スペースを借りてそこに作品に展示販売する方法もあります。昔はかなり流行りましたが、こちらも最近数が少なくなりました。
ニヒル牛とか世田谷233は、いまだ健在ですね!私もお世話になりました。
世田谷233とは、タイアップ企画「ウルトラボックス」もやったことがあるんですよ。
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ネット通販でハンドメイドを販売する
ポイント
フリマアプリ
ハンドメイドマーケットアプリ
自分のショップ
ネットでハンドメイドを販売する場合、どんなところがあるのでしょうか?
だいたい大きく分ければ、「フリマアプリ」「ハンドメイドマーケットアプリ」「自分のショップ」の3つあります。
フリマアプリ
簡単度:
一番簡単なのが、メルカリやラクマなどのフリマアプリ。
スマホで作品の写真をアップして、好きな値段を設定するだけ。
売れたら梱包して発送するだけ。
トラブル防止の仕組みも整っているので、初心者でも簡単に始められるのがメリット。
デメリットとしては、出品数が多いので埋もれがちになってしまうこと。
ガチで売りたい人にはあまり向いてないかも。
とりあえずやってみたい人向け。
ハンドメイドマーケットアプリ
簡単度:
フリマアプリよりもやや難易度は上がりますが、ほとんどフリマのような感覚で販売できるのが、ハンドメイドマーケットアプリです。
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クリーマやミンネなど、ハンドメイド作品に特化したショッピングモールが有名。
出店料無料で作品を出品できて、売れたら数%の販売手数料がかかるところがほとんど。
ハンドメイド好きなお客さんが集まってくるので、集客効果は抜群!
デメリットとしては、作家さん同士の競合があるということ。
売れる人とまったく売れない人の差が大きく出てしまうこともあります。
また、お店のデザインが決まっていて、好きなように変えられないし、アクセス解析などの自由度は高くないです。
そこそこ売りたい人向けです。
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自分のショップ
簡単度:
一番難易度が高いのが、自分のショップを開いてしまう方法です。
少し前だと、サーバーを借りるところから始めないといけなかったりして、かなりハードルが高かったんですが、最近は、ブログ感覚でお店を作れてしまうところが増えました。
ショップのデザインも何十種類の中から選べるし、ネット通販に必要なツールがすでに揃っているので、初めての人でも始めやすくなっています。
初期費用も月額費用も無料でお店ができるところも増えました。
本格的なアクセス解析ツールも取り入れられるし、検索エンジンでの検索結果を高めるSEO対策もされているので、集客にも有利です。
自分だけのショップということで、作品の世界観をショップに反映させやすいというメリットがあります。
しかし、住所や名前は法律にしたがって明記する必要があります。
直接お客様との対応になるので、その分責任が重くなります。
本格に売っていきたい人向けです。
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イベントで売る
ポイント
- ハンドメイドマーケットのイベント
- フリマイベント
- 百貨店などのイベントや展示会
- 街の手作り市
新型コロナで中止になったイベントも多かったですが、クリエイターズマーケットやハンドメイドマーケットのイベントに参加して、ハンドメイドを売る方法です。
デザインフェスタとかは、ご存知の方も多いハズ。ハンドメイドというよりかは、アート寄りですけど。ものづくりが好きな人のお祭り的なテイストもありますね。
クリーマやミンネなどのハンドメイドマーケットサービスの会社が主催するイベントも有名ですよね。
その他、地域のイベントや百貨店などでのハンドメイドイベントがあります。
ただ作品を売る以外にも、いろいろ勉強になることも多いです。
参加した作家さんの感想だと、作家さん同士のつながりができてよかったという声が一番多いですね。
情報収集の場としても、とても価値があります。
自分に自信がない場合は、もっと技術や経験を身に着けてから参加しても全然遅くないと思います。
参加したからといって、必ずしも売れるわけではないです。
まったく売れないこともあります。
参加することに意義がある!
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委託販売で売る
ポイント
雑貨店
アートギャラリー、レンタルボックス
最近は、雑貨店などのリアルな店舗が少なくなってきたので、委託販売できる場所自体が少なくなってきてしまいました。
委託販売の場合は、作品のクオリティ自体が高くないと、お店の方でも置かせてもらえなかったりということがあります。
お店も商売ですからね。
最近は少なくなりましたが、レンタルボックスなどのクリエイター向けの箱貸しショップを借りて販売する方法もあります。この場合は、月額の出店料と販売手数料がかかります。
「レンタルボックス ハンドメイド」で検索するとたくさん出てきますので、参考にしてみてください。
レンタルボックスの経営は、厳しいのが現実。
うまく集客できないショップは、すぐに無くなるので、ショップ選びは慎重に!
イベントを頻繁に開催して集客できているショップや、お店の人が親切なところがおすすめです。
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その他の方法
ポイント
- ワークショップを開催する
- 制作レシピ本を販売する
- 制作の講座やセミナーを有料配信する
ハンドメイド作品を売る以外の方法としては、「制作技術を人に教える」という方法があります。
これはある程度、作品の販売経験がある方向けですね。中級〜上級者向けの方法になります。
作品がある程度売れてきて、次の展開を考えたときに検討してみると良いと思います。
ある意味作品を販売していくより効率的で楽に稼げるので、作品販売自体をやめてしまう人もいるぐらいです。
ワークショップで教えてみよう
ネットで作品を売る以外でも、ハンドメイドでお金を稼ぐことができますよ。 それはワークショップ! 実はこっちの方が手軽で楽しいかもしれないです。 ワークショップで教えてみよう 自宅でワークショップを開催 ...
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