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ハンドメイド作家はブロガーより有利な理由

ハンドメイドが売れない、儲からないと嘆く前に、

ちょっと考えみて欲しいことがあるんです。

それは、ハンドメイド作家って、ブロガーやユーチューバーよりも稼げる可能性が高いということ。

しかも安定して長く続けられる可能性も非常に高いんです。

そんなはずは無い?

いやいや、本当に可能性は高いんですよ。

もしもハンドメイド作品を作るのが大好きで、作品を売ることで収入が増えれば良いなあと考えているなら、ぜひこのページを読んでみてください。

ハンドメイド作家とブロガーの収益源を比較する

ハンドメイド作家のほうが、ブロガーやユーチューバーよりも長期で安定して稼げる可能性があります。

なぜでしょう?

それは、収益源を比較してみるとすぐわかります。

ブロガーやユーチューバーは、広告収入がメインです。

対して、ハンドメイド作家は、作品販売です。

なんか広告収入って格好良いイメージですけど、実際はそうでもありません。

けっこうシビアなところがあります。

まず、景気によって広告量が増えたり下がったりすることです。景気の良いときは、広告収入が増えますが、不景気になると広告収入は減ります。

ところで、ブロガーやユーチューバーっていちいち書くの面倒なので、これからこのページでは、ふたつをひっくるめて「ブロガー」って書きます。ブロガーって書いてあれば、それはユーチューバーも含んだ意味となります。お含みおきください。

不景気に強いのはどっち?

広告依存は景気に左右されやすい

ブロガーの収入は広告依存型です。

広告依存型のビジネスっていうのは、記事や動画などのコンテンツを作って、そのコンテンツに広告を出して、広告の売上でまかなうスタイルです。

言ってみれば民法テレビと同じような仕組みです。

多くの人が見てくれれば、広告収入は増えますが、誰も見てくれなければ広告収入はありません。

だからこそ、読者を増やすために良いコンテンツを作ろうと、みんな切磋琢磨するのです。その結果、素晴らしいコンテンツが世の中に沢山流通させることができるのです。

一見良さそうな仕組みですが、リスクもあります。

景気が良いときは広告収入がたくさん入ってきますが、景気が悪くなると一気に減ります。本当にガッツリ減ります。

広告が減ってもどうすることもできない

ガッツリ減って、じゃあどうしよう?といっても、どうしようもないんです。

広告出稿は、広告を出す人の都合ですから、ブロガーがいくら広告出して!って言っても、「今不景気じゃん」の一言で終了です。

ブロガーがいくら良い記事を書いても関係ありません。良い記事を書いても景気がよくなることは無いからです。

ちなみに、2019年の新型コロナウイルスの影響で広告出稿が減り、広告収入に頼る多くのブロガーの売上が激減しました。

売上が激減したブロガーは、自分で売上を作り上げることはできません。なんとか広告出稿が増えてくれることを祈ることしかできないのです。

対してハンドメイド作家は、自分の作った作品を販売します。

もちろん不景気になれば、買う人も少なくなるので当然売れる数も減ります。

でも、売上を自分でコントロールすることができます。

なぜなら、不景気でも売れるものは売れるからです。

たとえば、街に出て行き交う人を観察するなりして、売れそうなものを自分で作って売ることができます。制作技術があれば、自分のアイデアしだいでいくらでも売れるものを作れるのです。

これは広告依存型のブロガーにはできないことです。

ハンドメイド作家は、いってみればいくらでも刷れるお金を持っているのと同じかもしれません。

得してるのはどっち?

利益の出し方もハンドメイド作家のほうが有利です。

なぜなら、ブロガーに入ってくる広告収入って、けっこういろんなものが引かれた後なんです。

ブロガーのコンテンツに載せてる広告って、ブロガーと広告主が直接契約している広告じゃなくて、間に広告代理店とかいろいろ入っているんです。

だから、広告代理店にお金を大部分取られているんですよ。

広告主を探すのは大変な手間がかかる仕事です。広告代理店はブロガーに代わってその面倒なことをやってくれているので、お金を取られるのは仕方ないですね。

その分ブロガーは、良いコンテンツを作ることに専念することができます。

でもこれって考えようによっては、ちょっと損かもしれません。手間ひまかけて作ったコンテンツの利益の多くが他の人に渡ってしまっているからです。

しかも、これが重要な部分ですが、ブロガーは自分で広告の販売単価を設定することができません。

全部ネットの会社がこれまでのデータに基づいて、機械が勝手に計算して広告費を決めてしまいます。

良いコンテンツを作って人気も高いコンテンツだから、広告をいくら貰いたい!って言っても相手にしてもらえないのです。悲しいです。

ハンドメイド作家の方は、極端に言えば元手は材料費のみ。あとは自分の技術料や制作に掛かった手間を加味して、自由に値段を設定できます。

高く作品が売れれば、それだけ利益の幅が増えます。

ネットショップの決済を利用する場合は決済手数料が引かれますが、そんなに高いものではありません。きちんと利益を確保できる水準の低い手数料設定のはずです。

多くのモノを抜かれた後のお金をもらって、しかも売る値段を設定できないブロガー。それに対して、自由に売る値段を設定できて、手数料も低いハンドメイド作家。

これだけを考えても、いかにハンドメイド作家のほうが有利かわかりますね。

安定して成長しやすいのはどっち?

ハンドメイド作家もブロガーも、リピーターをいかに増やしていくか勝負です。

そして、常に品質の高い作品やコンテンツを作り続けないといけない宿命にあるのも似ています。

しかし、これまで述べてきたように、売上の仕組みや利益の仕組みには大きな違いがあります。

そして最後は、成長性(集客性)にも違いが出てきます。

まず活躍するフィールドとして、幅広いのどっちでしょう。

ブロガーはネットの世界だけですが、ハンドメイド作家はネットに限らずリアルでも活躍できますね。ここがかなり大きい違いを生みます。

ネットだけに依存していると、かなりリスクが高いのです。

それは、検索エンジンの順位付けが頻繁に変更されるからです。

今日は1番上に検索結果が載っていたのに、明日は随分下のほうに順位が下がるなんてことは、頻繁に起こります。順位が下がるだけならまだ良いのですが、検索にひっかからなくなることも多いのです。

当然検索結果が上位になればなるほど、クリックして見てくれる人も増えるわけです。見てくれる人が増えれば広告収入も増えます。

でも検索順位が下がってしまえば、どうなるでしょう。

誰もクリックしてもらえません。クリックしてもらえないから、見てくれる人が減ります。見てくれる人が減れば、広告収入も減ります。

こんなことが頻繁に起こるわけです。安定しません。とってもリスキーです。

ハンドメイド作家は、ネットだけではなく、リアルでも販売できます。イベントに参加したり、手作り展に出店すれば、いくらでも集客ルートができます。

友人や知人でも、作品づくりに興味のある人がいれば、ワークショップで教えることもできます。

これってものすごい利点だと思いませんか?

ブロガーにはなかなかできないことです。

ブロガーの場合は、ネット限定なので検索エンジンの影響をもろにかぶってしまい売上が安定しませんが、ハンドメイド作家はネット以外にも売上できる方法があるため、AがだめでもBの方法がある、というように選択の幅が広いのです。

最終的に売れる作品があるハンドメイド作家は強い

これまでブロガーとハンドメイド作家を比較して、実はハンドメイド作家のほうが有利だということを考えてみました。

とっても、これは作品が売れだしてからの話です。

作品が売れなければ話になりません。

ハンドメイド作家の難しいところは、売れるまでにはある一定のレベルをクリアする必要があることなんです。

それは制作テクニックだったり、センスの問題だったり、人格や性格の問題だったりして、なにをどうしたら良いというような正解はありません。それには、長い助走期間が必要だし、常に良い作品を作り続けることが必要になってきます。

対してブロガーは、ある程度までは簡単に読者を増やせます。

ハンドメイドを売るよりも簡単に広告収入を得ることができます。

でも、そこにはこれまで見てきたように、様々なリスクがあり、なかなか安定しないのです。私の意見ですが、ブロガーは一生の仕事にはなりにくいような気がします。(今後はどうかわかりませんが)

それは、ブロガーで家を建てたというような人はほとんど聞かないのに対して、ハンドメイド作家には家やアトリエを建てたという人も多いです。

 

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ウルトラパウダー

アート・ハンドメイド作品のネットマーケットを15年以上運営してきた経験から、作品販売成功のポイントについて紹介しています。

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